May 4, 2020

2020年.3月.青森.

出張先でスーパーに行くと、並んでいる商品がその地域の特色を表しているようで興味深い。

青森県五所川原市。

ここのスーパーに行った時は、とにかくカップ麺、袋麺の売り場が大きくて驚いた。そういえば、青森県民は濃い味が大好きだって前にテレビで見たことがある。インスタント麺の売り上げは日本一なんだとか。

昔々、冬の東北地方は積雪のため食料の確保が難しかった。そのため食料を塩漬けにして保存するという文化があって、塩気の多い料理が何代も引き継がれて、今に至っているのではないか、と言われているそうだ。

青森県は日本で一番平均寿命が短いらしいけど(といってもご長寿1位の県と1.5歳程度の差)、塩分の取りすぎが原因って話もある。
スープを飲むのは半分までにするように呼びかけてるラーメン屋もあるらしい。僕も濃い味が好きだから、気を付けないと。

五所川原の「立佞武多(たちねぷた)の館」にも行ってきた。その名のとおり館内には実際の大きなねぷたが3体も立っていた。外から見た時、大きな建物だなと思ったけど、納得だ。
ねぷた祭りの歴史も展示してあって、それによると昔は他の町会のねぷたと出くわすと、よく喧嘩になったらしい。『進路を巡って投石し、刀や板で乱闘、放火し、警官が川に投げ込まれた』なんて記録も残っている。熱い。

もちろん現在はそんな危険なことはなく、楽しく美しい東北三大祭りの1つとして世界中から注目されている。

残念ながら、この年は中止が決まっているみたいだけど、いつかこの巨大なねぷたが動き出すのを見てみたい。

帰りは霧で飛行機が欠航になったので、新幹線で帰ってきた。大宮まで3時間くらい乗ることになったので、お酒を飲みながら帰ってきた。
まあまあ、ちょっとの量なんだから、そんな呆れた顔をしないでくれよ。

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