2020.6月.大分.
大分県は温泉が有名な別府市。
旅館のチェックイン時間にはまだ早かったので、ボスと2人で海浜砂場へ行ってきた。
浴衣に着替えさせられ、所定の場所に寝かされるのだが、この砂がなかなか熱い。さらにその熱々の砂をサクサク体の上にかけられて、これがなかなかの恐怖感。埋められる感覚ってこんな感じなんだ。そういえば、前に観たギャング映画にこんなシーンがあったな。
普段は人気のスポットだけど客は僕ら以外にいなくて、中年の男2人が砂に埋められてる光景はなかなかシュールだったと思う。
終了後、砂を流して風呂に入ったんだけど、恐ろしいほど熱い。水をガンガン入れたいところだが、
「水の入れすぎ注意。熱いお湯が好きな方もいます。」
との注意書きが。別府温泉に来る人たちは、皆お熱いのがお好き?
そういえば。。日本には東京タワーを含む、タワー6兄弟っていうのがあるらしい。別府タワーは昭和32年に建設された三男坊。中はちょっと寂れていて、お世辞にも賑わっているとは言えなかった。
そしたら、この半年後に別の会社に売却されてしまっていた。マンションにでもされてしまうんだろうなって思ってたんだけど、今のところ「新装オープンして、観光業をさらに盛り上げる」って言ってて安心した。
かつての輝きを取り戻してくれたら嬉しい。
夜は仕事を終えて居酒屋へ。
熊本に行った時は芋焼酎しか置いてない居酒屋が多かったけど、大分は麦焼酎しか置いてない店が多い。おすすめがチョコレートのような風味の麦焼酎(銘柄忘れた)との事で飲んでみたけど、本当にチョコみたいな味がして驚いた。僕の知ってる麦焼酎の概念を覆された。
旅館に帰ったらすぐに寝てしまって、次に目が覚めたのは朝の4時。今、温泉に行けば誰もいないかもしれない。そう思い立って浴衣に着替えて大浴場へ行ってみた。ここだけの話、僕は温泉で泳ぐのが好きなんだ。
期待通り大浴場には僕の他に誰もいなかったから、遊泳を楽しんだ。そんなことをしてるうちにあたりが明るくなって、日が昇り始めた。
熱々だった別府温泉。
また来よう。